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Webの知識ゼロでも騙されない!不当な高額契約を防ぐ3つの自衛策

Webの知識ゼロでも騙されない!不当な高額契約を防ぐ3つの自衛策

2026.08.30

「Webのことはよく分からないので、プロにお任せします」

新しくホームページを作ろう、あるいはリニューアルしようと制作会社に相談に行く際、つい口にしてしまいがちな言葉です。専門家に頼る姿勢自体は素晴らしいものですが、実はこの一言が、不当な高額契約や自社には不釣り合いな豪華すぎる提案を招き寄せる「きっかけ」になってしまうことがあるのをご存知でしょうか。

もちろん、世の中の多くの制作会社は誠実です。
しかし、一部では発注者の知識不足に乗じて、本来は不要な機能を追加したり、相場を大きく外れた保守費用を提示したりするケースが後を絶ちません。

私たちは、泥臭い現場で1分1秒を惜しんで働き、汗を流して稼いだお金の重みを誰よりも理解しています。
だからこそ、ITのことが分からないという不安に付け込むような業界の悪習を、決して見過ごすことはできません。

今回は、制作会社に足を運ぶ前に、あなたが「自社の利益」と「大切なお金」を守るために最低限準備しておくべき3つの自衛策について、現場の視点から正直にお話しします。

【この記事の要点】
・「お任せ」という言葉が、オーバースペックな高額提案を招くリスクを知る。
・自衛策1:見た目ではなく「具体的なビジネスゴール」を言語化する。
・自衛策2:予算の「松竹梅」を設定し、投資の限界点を明確にする。
・自衛策3:納品後の「運用担当者」と「作業時間」をあらかじめ決める。
・迷った時の「Web制作のセカンドオピニオン」の有効性。

■ なぜ「分からない」と伝えるとリスクが高まるのか

まず前提として、制作会社は「提案のプロ」です。
あなたが「分からない」と言えば、彼らはプロとして「最高の結果を出すための、最高の装備(機能)」を提案しようとします。
ここには善意が含まれることも多いのですが、問題はその「最高」があなたの事業フェーズに合っているかどうかです。

例えば、近所のスーパーへ買い物に行きたいだけなのに、最高級のスポーツカーを勧められるようなものです。
確かに性能は素晴らしいですが、維持費も高く、操作も複雑で、本来の目的には過剰です。
IT業界では、こうした「オーバースペックな投資」が日常的に行われています。

あなたが大切に稼いだ資金を一円たりとも無駄にしてほしくない。
そのために、まずは「丸投げ」を卒業し、以下の3つの準備を整えることから始めてください。

■ 自衛策1:デザインではなく「成果」のゴールを決める

多くの発注者が「かっこいいサイトにしたい」「今風のデザインにしたい」という要望を伝えます。
しかし、デザインの良し悪しは主観的であり、制作会社にとって最も提案(単価アップ)をしやすい領域でもあります。

本当の意味で自社を守るためには、デザインの前に「このサイトで何を得たいのか」というビジネスの成果を明確に伝える必要があります。

  • 毎月、新規のお問い合わせを3件獲得したい
  • 採用サイトとして、自社の理念に共感する人を1人採用したい
  • 既存顧客からの「よくある質問」への対応時間を半分に減らしたい

このように具体的な数字や目的を決めておけば、制作会社から「豪華なアニメーションを入れましょう」と提案されても、「それはお問い合わせを増やすために必須ですか?」と問い直すことができます。
目的が明確であればあるほど、不要な枝葉の機能を削ぎ落とし、本質的な投資に集中できるのです。

■ 自衛策2:予算の「松竹梅」と投資の限界点を引く

「予算はいくらですか?」と聞かれて、「相場が分からないので、まずは見積もりを」と答えてしまうのも危険なパターンです。
これでは相手の言い値で判断せざるを得なくなります。

自衛策として、あらかじめ「松・竹・梅」の3段階で予算のイメージを持っておくことをお勧めします。

  • 梅:最低限これだけは実現したい(例:50万円)
  • 竹:理想的な機能まで含めたい(例:100万円)
  • 松:最高の成果を狙うために投資できる上限(例:150万円以上)

この基準を自分たちの中で持っておくと、提示された見積もりがどのレベルにあるのかを冷静に判断できます。
また、私たちは「投資の限界点」を決めることも重要だと考えています。
そのホームページがもたらす利益に対して、何年で投資回収ができるのか。泥臭い経営感覚を持って予算を組むことが、不当な契約から身を守る最大の盾となります。

■ 自衛策3:納品後の「誰が・いつ」を想定する

ホームページは作って終わりではありません。
公開した翌日から、情報の更新やメンテナンスという「運用」が始まります。
実は、高額な契約の多くは、この「運用の手間」をあえて複雑にすることで、毎月の高い保守管理費を正当化しようとします。

発注前に必ず以下の2点を決めておいてください。

1. 社内の誰が更新担当になるのか

2. その担当者は、毎週何分(何時間)をWebの作業に割けるのか

もし、担当者が「週に10分しか時間が取れない」のであれば、多機能な管理画面は不要です。
むしろ、スマホで写真を撮って一行送るだけで更新できるような、極限までシンプルな仕組みが必要です。

代表自身、かつて早朝から深夜まで現場で働き詰めだった経験から、現場の人間にとっての「1分」がいかに貴重かを知っています。
だからこそ、お客様の運用体制を無視した「使いにくい贅沢なシステム」は提案しません。
自社のリソースを正直に伝えることで、身の丈に合った、かつ成果の出る仕組みを提案させることが自衛に繋がります。

■ 誠実なパートナー選びと「セカンドオピニオン」の活用

これらの準備をしてもなお、提示された見積もりや仕様書を見て「本当にこれでいいのか?」と不安になることはあるでしょう。
そんな時は、第三者の専門家に相談する「セカンドオピニオン」を活用してください。

私たちは、制作会社向けの黒子として数多くのプロジェクトを支えてきた知見を活かし、中立な立場で診断を行っています。

  • この見積もりは、今の事業規模に対して適正か
  • 提案されている機能は、本当に自分たちに必要なのか
  • もっと安く、早く、同じ成果を出せる方法はないか

こうしたご相談に対し、私たちは「できないことはできない」「不要なものは不要」とはっきり申し上げます。
自社利益を優先した押し売りは一切いたしません。
それは、IT知識がない方を騙すような売り方を業界からなくしたいという、私たちの強い信念があるからです。

また、運用を楽にするための自動化ツール(ポストラク等)や、テンプレートを活用した低価格なシンプルコースなど、お客様の「稼いだお金」を大切にするための選択肢を常に用意しています。

■ まとめ:あなたの「自衛」が、良いWeb制作の第一歩になる

ホームページ発注における自衛とは、制作会社を疑うことではありません。
むしろ、自社の状況を正しく整理し、相手に伝えることで「対等なビジネスパートナー」になるための準備です。

1. 成果のゴールを明確にする
2. 予算の松竹梅を決める
3. 運用の担当者と時間を決める

この3つを準備しておくだけで、あなたの言葉には重みが加わり、安易なオーバースペック提案を跳ね返す力が宿ります。

もし、準備の段階で迷ったり、今の提案に違和感を感じたりしたなら、いつでもお気軽にご相談ください。
泥臭い現場を知る私たちだからこそ、あなたの「1分1秒」と「大切なお金」を守るための、誠実なアドバイスをお約束します。

「分からない」を「こうしたい」に変えて、あなたのビジネスを本当に支えてくれるホームページを、共に形にしていきましょう。

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