デザインは良いのに検索に出ない?丁寧なコードを見極める簡易診断
「デザインはあんなに綺麗なのに、なぜか検索結果に全く出てこない……」
多額の費用と時間をかけて完成させたホームページ。
お披露目の瞬間は誰もが胸を躍らせるものです。
しかし、公開から数ヶ月が経っても一向にアクセスが増えず、社名で検索してもなかなか見つからない。
そんな「見た目だけ」のサイトになってしまっているというご相談を、私たちはこれまでに数多く受けてきました。
Web制作の世界には、表からは見えない「裏側のルール」が存在します。
それは、Googleなどの検索エンジンがサイトの内容を正しく理解するための「コード(言語)」の書き方です。
どんなに見た目が華やかでも、この裏側の作り込みが雑であれば、検索エンジンはそのサイトを「価値が低い」と判断し、誰の目にも触れない場所へと追いやってしまいます。
お客様が大切に投じた資金が、制作会社の「見えない手抜き」によって無駄になってしまう現状を、決して見過ごすことはできません。
今回は、専門知識がなくても、ブラウザひとつで今すぐできる「制作会社の丁寧さ」を見極めるための3つのセルフ診断方法をお伝えします。
あなたの会社の資産であるホームページが、正しく機能しているかどうかを一緒に確認してみましょう。
【この記事の要点】
・検索に出ない原因は、見た目ではなく「検索エンジン向けの丁寧な記述」の欠如にある。
・診断1:画像に「名前(代替テキスト)」が正しく設定されているかを確認する。
・診断2:情報の優先順位を示す「見出しタグ」の構成に矛盾がないかを見る。
・診断3:過剰な装飾による「読み込み速度」の低下が起きていないかをチェックする。
・「Web制作のセカンドオピニオン」を活用し、中立な視点で品質を判断する重要性。
■ 診断1:画像は「ただの絵」になっていませんか?(代替テキストの確認)
まず最も分かりやすく、かつ多くの制作会社が疎かにしがちなのが「画像の説明文(ALT属性)」の設定です。
検索エンジンのロボットは、人間のように画像を見て「これは美味しそうな料理の写真だ」と判断することはできません。
そのため、コードの中に「これは〇〇の料理の写真です」という説明文を書き込んであげる必要があります。
これを「代替テキスト」と呼びます。
この記述が抜けていると、検索エンジンはその画像が何を意味しているのか理解できず、サイト全体の評価を下げてしまう原因になります。
また、目が不自由な方が使う音声読み上げソフトでも、ここが空欄だと「画像」としか読み上げられず、非常に不親切な設計となってしまいます。
【チェック方法】
ホームページ上の画像を右クリックして「検査(または検証)」を選択してみてください。
表示されたコードの中に「alt=”(画像の説明)”」という記述はありますか? もしここが空欄(alt=””)ばかりであれば、その制作会社は、検索エンジンや利用者への配慮を欠いた「見た目重視」の仕事をしている可能性があります。
■ 診断2:情報の階段は正しく組まれていますか?(見出しタグの構造)
次に確認すべきは、文章の「見出し(Hタグ)」の構造です。
本に「章・節・項」があるように、ホームページにも情報の優先順位を示すルールがあります。
最も重要なタイトルが「H1」、その下の大きな見出しが「H2」、さらに詳細な見出しが「H3」という具合です。
よくある悪い例は、デザイン上の文字サイズを調整するためだけに、これらのタグをバラバラに使っているケースです。
「H1の次にいきなりH3が来る」「1ページの中にH1が何個もある」といった状態は、検索エンジンを混乱させます。
これは、家を建てる際に柱の順番を無視して屋根を先に作るようなもので、構造として非常に不安定です。
【チェック方法】
ブラウザの拡張機能や、無料の解析ツール(「Extract Headings」など)を使うと、そのページの「見出し構成」を一覧で確認できます。
この順番が「H1→H2→H3」と論理的に並んでいない場合、そのサイトは検索エンジンにとって非常に「読み取りにくい」不親切な設計図になっていると言わざるを得ません。
■ 診断3:過剰な装飾が「お客様の待ち時間」を増やしていませんか?
3つ目の診断ポイントは、サイトの「読み込み速度」です。
最近では、サイトを開いた瞬間に豪華な動画が流れたり、文字が複雑に動いたりする演出を好む制作会社も増えています。
しかし、その演出のために裏側のコードが肥大化し、ページが開くまでに3秒以上かかるようであれば、それは本末転倒です。
Googleは公式に「読み込み速度が遅いサイトは評価を下げる」と明言しています。
また、何より訪問したお客様にとって、開かないサイトは存在しないのと同じです。
私たちは、現場で働く方々の「1秒」の重みを知っています。
その貴重な時間を、無駄な演出の待ち時間で奪うことは、誠実な制作とは呼べません。
【チェック方法】
Googleが提供している無料ツール「PageSpeed Insights」に、自社のURLを入力してみてください。
もし結果が赤色(低いスコア)であれば、それは「見た目のために、集客と利便性を犠牲にしている」サインかもしれません。
不要なプログラムが詰め込まれ、裏側が「ゴミ屋敷」のような状態になっている可能性があります。
■ なぜ、私たちは「裏側の丁寧さ」に固執するのか
私たちは、制作会社や広告代理店様の裏方として、数多くのコーディング代行やシステム開発を請け負ってきました。
表舞台には名前が出ない「黒子」だからこそ、誰に見られなくても完璧なコードを書く。
その品質が、元請け様の信頼を守り、最終的なエンドユーザー様の利益に繋がることを確信しているからです。
IT業界には、知識がないお客様を言葉巧みに誘導し、オーバースペックな提案をしたり、不当な高額縛り契約を結んだりする悪習が一部に存在します。
私たちは、そうした不誠実なやり方に断固として反対します。
苦労して稼いだ大切なお金を、そんな「見掛け倒し」のサイトに費やしてほしくないのです。
もし、今の制作会社からの説明に違和感がある、あるいは完成したサイトに不安を感じているのであれば、私たちの「Web制作のセカンドオピニオン」を頼ってください。
他社の見積もりや仕様書を中立な立場で診断し、「本当に必要なもの」と「削るべき無駄」を正直にお伝えします。
私たちは、できないことは「できない」と言いますし、不要なものは「不要」とはっきり申し上げます。
■ まとめ:丁寧な仕事は、必ず「成果」として現れる
ホームページの「丁寧さ」とは、決してデザインの派手さのことではありません。
それは、検索エンジンという「機械」に対しても、サイトを訪れる「人間」に対しても、誠実向き合っているかどうかです。
- 1. 画像のひとつひとつに、適切な名前がついているか。
- 2. 情報の構造が、論理的に正しく整理されているか。
- 3. 読み込み速度を犠牲にするような、過剰な装飾をしていないか。
この3つのセルフ診断を行うだけで、その制作会社がお客様のビジネスの成功を真剣に考えているのか、それとも「作って終わり」の作業をしているのかが見えてきます。
私たちは、お客様がITの知識がないことを「弱み」ではなく、新しい挑戦への「伸びしろ」だと捉えています。
分からないからこそ、私たちが徹底的に黒子として支え、自立して運用できる仕組み(ポストラク等)を提供し、大切なお金を守りながら成果を出すお手伝いをします。
「見た目」の先にある、本当の価値を。あなたのビジネスを支える強固な土台を、私たちと一緒に整えていきませんか。
少しでも不安を感じたら、いつでもお気軽にご相談ください。
現場の体温を知るプロとして、誠実にお答えすることをお約束します。
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